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“持ちネタ”で喝采 知事が見せた外交術とは(産経新聞)

【橋下府政こぼれ話】

 2月6日で就任丸2年を迎えた大阪府の橋下徹知事。過激な発言が注目される知事の日常はどうなっているのか。大阪府庁を担当している記者たちが見た知事の素顔を“こぼれ話”として紹介する。

 ■人たらしの知事

 依然、人気の高い橋下知事。メディアを通しての過激な発言とは裏腹に、直に接すると実は礼儀正しいと、身近に接する人はいう。この意外性が「人たらし」の真骨頂か。計算にしろ、直感にしろその演出力に、当初は眉をひそめていた人も引き込まれてしまうという。だが、メディアが権力者に「たらされ」ていては洒落にならない。自戒せねばと思う。(伐栗恵子)

 ■公務なしでも…

 センセーショナルな発言を繰り返す知事周辺はいつもどたばた続き。担当記者は日々の動きを「橋下日記」としてインターネットのMSN産経ニュースにもアップしている。注目発言があればアクセス数も増えるが、休日などで知事の動きがなく「公務なし」の1行だけしかない日でもアクセスランキングの上位になることも。「何もしなくても注目されるのか」と、少々驚いた。(河居貴司)

 ■実はメール魔

 橋下知事がメール魔というのは府庁ではすでに常識。海外視察のときには、現地関係者との宴席を立て続けにこなし、未明にホテルの部屋に戻った後、約600通ものメールに目を通し、約200通の返信をしたそうだ。翌朝は「昨日は記憶がなくなるほど酒を飲んだ」と話した知事だが「1日でもメールを見ないと恐ろしい数になるから」とケロリとしていた。(今西和貴)

 ■ファッションは?

 タレント時代は茶髪とサングラスのイメージだったが、知事就任後は一変、さわやかな服装に落ち着いた。公務中はスーツが多いが、ピンク系のネクタイやポケットチーフでおしゃれ感を演出。服装は奥さんのコーディネートらしい。週末にはジーンズにパーカーといったラフなスタイルで登場する。茶髪時代に比べ「今の方がかっこいい」と女性職員の評判も上々だ。(池田祥子)

 ■10キロふとった

 知事当選時の2年前と比べると、少々体格がふっくらとしたように見える橋下知事。日頃の激務によるストレスが原因か、この2年で10キロも太ったらしい。実は、平松邦夫大阪市長も同じで、平松市長があるパーティーで「2人とも10キロ太った」と告白したのだ。府市連携といいながら、府市再編構想をめぐっては、すき間風も吹く2人の関係だが、体重だけは歩調を合わせていた。(康本昭赫)

 ■知事の外交センス

 あまり英語が得意ではないという橋下知事だが、海外視察先では英語でスピーチすると、必ずといっていいほど喝采を浴びる。持ちネタは「I have seven children(僕には7人の子どもがいます)」。このひとことだけで、こわばった表情だった要人たちもにっこり。張りつめた雰囲気だった会談も一気に和やかなムードに早変わり。意外な外交手腕に感心した。(今西和貴)

 ■7人の子供

 7人の子供の父親でもある橋下知事。激務が続くなか、公務の合間に子供の運動会に参加したり、ラグビーやボクシング観戦といった公務には家族を同伴することもある。こんなときには子煩悩な面を見せることもある。会見で「娘が携帯電話を持ちたいと言っている」と話したこともある。プライベートな面を露出して、親しみやすさを出すのも従来の知事と違うところだろう。(吉田智香)

 ■はてなきバイタリティー

 橋下知事は毎朝、登庁すると報道陣の取材を受けるのが日課だ。府政の課題だけでなく、政府の動きから季節の話題まで、記者の質問は多岐にわたるが、知事は大概、よどみなく答える。自宅に帰ってからも未明まで勉強を重ねるほか、毎朝、登庁前に新聞各紙に目を通すなど、記者とのやりとりにも準備を怠らないとか。しかもいつも元気。バイタリティーは底知れない。(池田祥子)

 ■ボトル水でPR

 大阪府議会でも「答弁調整はいらない」と話すなど自身の弁舌には自信を持っている橋下知事。記者会見でも予定時間をオーバーして話し続けることもしばしばだ。当然、のども渇くようで、会議や会見中にもよく水を飲む。手にしているのは、府営水道水をボトル詰めした「めっちゃおいしいやん!おおさかの水」。こんなところでも、ちゃっかり、大阪をPRをしている。(康本昭赫)

 ■370円定食

 橋下知事は普段、大阪府庁3階の知事室で執務している。事業の進み具合や課題をレクチャーする各部局の職員が15分単位ぐらいで頻繁に出入りし、めまぐるしい忙しさ。ゆっくり食事する間もないという。秘書によると、370円の出前弁当にカップみそ汁を作って飲むのが昼食の定番。魚の入った定食を選ぶことが多いというが、ときには愛妻弁当を持参することもあるそうだ。(河居貴司)

 ■尊敬する虫はゴキブリ 

 橋下知事はときにぎょっとする言葉を口にする。先日も「一番尊敬する虫はゴキブリ」と発言した。虫を尊敬するという発想も新鮮だが、対象が誰もが嫌うあの虫とは。聞いていた府民は大ウケだった。肝心の理由は「すぐ逃げて危機感がすごい」から。そこから関西3空港問題の解決に危機感がいるとつなげた。確かにフレーズは耳に残るが、その展開の強引さも“橋下流”だった。(伐栗恵子)

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by b67e0yal59 | 2010-02-20 08:15

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警備員も結構大変なんです。
by b67e0yal59